こちらは試作で実験段階。
プラスチック金具に通るかどうかが、最難関です。
イタリアのRUBELLI の生地でワンちゃんの首輪をオーダー頂きました。
お客様は5月の連休のイベントでお逢いした方です。
イベントは一年に1回位のペースが私には丁度良いので、また来年も縁があれば是非参加させて頂きたいと思ってます。
首輪とお揃いでリードもご注文頂きました。
幅2.5センチの仕上がりですが、各々製作方法を変えます。
生地カットの状態では、幅は全てバラバラです。
Orion という生地名の通り、満天の星空のような雰囲気です。
星の並びは均一ではないのですが、ベルトの中心に柄合わせしてます。
生地の厚みが最大の難関なので、接着芯は貼らないほうが薄くしあがるのですが、
こちらの生地は接着芯を張るとさらに美しくなるので、薄手の芯を貼ります。
ちなみに、こちらが接着芯貼る前。
充分綺麗です。
こちらが貼った後。
わかりにくいでしょうか。。。
元々綺麗な人が、薄化粧をしたような感じです。
カットしました。
普段であれば、ここでロックミシンをかけるのですが、
厚みを軽減する為、今回はかけません。
今回は仕上がってしまえば、ほつれる心配はありません。
制作中にほつれないよう、私が気を付けるのみです。
テープをカットしました。
ブルーのテープは内側に内蔵されるので、表には出ないのでご安心下さい。
製作方法によってテープの幅に少し差を付けてます。
首輪から製作します。
内側はテープが露出する作りです。
実験段階ではテープを内蔵させたのですが、厚みが出てしまい長さ調節が困難でしたので諦めました。
見えている部分はさらに折り込み見えなくなる部分ですが、
厚みが出ない様、不要な部分は出来るだけカットして、木槌で叩いて薄く仕上げます。
すっきりとして綺麗に仕上がってます。
この後は、リードの製作です。